オーダーにて制作した飾り台です。
1作前に掲載されている「南の島」と同じ構成で、前作よりもう少し車両展示スペースを大きくする。といったご希望を受けて制作しました。
先方のご希望通りタイトルも「南の島」のままです。
サイズを拡大した以外は前作とほぼ同じ内容なのですが、1か所大きく違う点と言えば台座色をベージュからブラウンに変えた所でしょうか。台座の色味が変わるとガラッと雰囲気も変わりますね。
この構成の作風はお気に入りで何度も作っていますので、今回も安定した綺麗な仕上がりとなりました。
オーダーにて制作した飾り台です。
1作前に掲載されている「南の島」と同じ構成で、前作よりもう少し車両展示スペースを大きくする。といったご希望を受けて制作しました。
先方のご希望通りタイトルも「南の島」のままです。
サイズを拡大した以外は前作とほぼ同じ内容なのですが、1か所大きく違う点と言えば台座色をベージュからブラウンに変えた所でしょうか。台座の色味が変わるとガラッと雰囲気も変わりますね。
この構成の作風はお気に入りで何度も作っていますので、今回も安定した綺麗な仕上がりとなりました。
お客様からのオーダーにて制作した飾り台です。
南の島、波打際にて97式チハが展示できるスペースを確保する。といったご要望で制作しました。
タイトルも先方のご希望通り「南の島」です。漢字のネームプレートは人生初なので、何だか不思議な気分になりました。
基本的には、以前から何度か制作実績のある南方の波打際をイメージした情景から、車両だけ撤去した感じで制作を進めています。
何度も繰り返した工程だけに、失敗のない安定した結果が残せたと思います。グラデーションの掛かった水色が綺麗ですね。
常連のお客様からのオーダーにて制作した飾り台です。
建物や森の小道、紅葉する秋の風景に、1/35の8輪装甲車が設置できるだけの飾りスペースを設けるというのがご依頼内容でした。
「深まる秋」を念頭に、赤味や橙色、黄色や茶色など複数の色味を重ね合わせて、鮮やかな秋の世界を作り出すことに注力しました。
とはいえ全体的に同系色が多いので、のっぺりした作品にならないよう配置や形状などで変化を付けることも欠かせません。
森の密度を上げたため、ベースサイズの割には車両を飾れるスペースが小さいですが、これはこれでよいのではないでしょうか。
雰囲気も良く個人的にも気に入ったので、今後のラインナップに「秋」を加えようかと思った1作でした。
常連のお客様からのオーダーにて制作した飾り台です。
ベースサイズの指定と、広葉樹や木柵、切株などがご希望の要素で、その上に1/35のキングタイガーを2台横並びにおけるようにしてほしいという内容でした。
サイズは結構大きいのですが、キングタイガー2台となるとそれでも手狭。配置や大きさを考えつつ全ての要素を何とか詰め込んだ感じです。
切株や広葉樹は初めての製作だったので、事前に色々と試作を重ねての今作となりました。斧や間伐材を積み上げたり、小さな見せ場を作ることも忘れません。
設置車両の関係で平坦な部分が大きく少し寂しくも見えますが、飾り台としての役目には十分です。依頼内容はこなせたのではないかと思います。
常連のお客様からのオーダーにて制作した飾り台です。
ご本人の中で希望する要素や配置、サイズ感などは大体決まっているご様子で、それらを現実的な形で落とし込んでいくことが主な作業となりました。
その中でも制作中に悩んだ部分が水辺の配置で、一番高さの低い水面が奥に配置されるという構図は、今までに作ったことのない状況です。
高低差のバランスや見栄えが崩れないよう、水面の高さが低くならないようにするなど、色々と調整しました。結果、道路と水面の高低差は1~2㎜です。ほぼ真っ平。
建物も含め、そういった配置やサイズ感の融通が利くのは、全て自作しているからこその強みですよね。既製品は便利な反面、自由度が低下します。
車両こそ乗っていませんが、風景としての見た目が良好で、そのままでも十分鑑賞に堪えうる出来栄えに仕上がったのではないでしょうか。
本ページに記載のある「無題(街路と門①)」をご覧になったお客様からのご依頼で制作しました。
前作と同等の作品を制作してほしいとのご依頼でしたが、既に現物が手元にありませんでしたので、前作の写真を元に大体のサイズを推測し、出来るだけ似た作品が再現できるよう努めています。
幸い、平らな部分が多く、寸法が写真から把握しやすかったため、何とか再現できました。自身の創造した物とはいえ完全なハンドメイドですから、これがもし複雑に立体化された作品だと、写真だけでは再現が難しかったでしょう。
忙しいとつい記録をとるのを怠りがちですが、こういう依頼があると、制作時の記録を残しておくことの重要性を痛感します。
お客様にも喜んでいただけたようなので、ホッとしました。
手持ちの車両を使って新しいジオラマに仕立て上げてほしい、とご依頼をいただき制作しました。送られてきた車両は2台のスチュアート戦車。ご希望はサボテンと、車両周りに張ったテントにて乗員が休息している様を表現する、というものでした。
サボテンが単調にならない様に工夫して配置したほか、地面に緩やかな傾斜をつけることで間延びした感じにならない様に気を付けています。
砂色1色の地面に、サボテンの緑と土台のコゲ茶色が上手くマッチして、飾り映えのする1作に仕上がりました。依頼主様にもご満足いただけたようで一安心。
上に設置する要素が決まっていますので、ネームプレートも取り付け済みです。
「手持ちのジオラマから、車両やフィギュアだけ使って新しい土台に移植してほしい」とのご依頼をいただき制作しました。元の作品が太平洋域における日米の戦いをイメージしたジオラマでしたので、大まかな構図は元の作品を踏襲しています。
ただ、元作品は土肌の多い荒地といった風合いだったのですが、私の中の南方戦線のイメージとは少し違いましたので、シダ植物をふんだんに入れることにしました。
構成としては、車道を砂地として路外には自作のシダの葉を大量に植えています。膨大な単純作業の繰り返しに退屈で嫌になりながらも、なんとか葉作りを完遂。車道には行軍中の米軍車両が、路外には遺棄された日本軍車両が設置されます。
いつもながら台だけで見ていると寂しい感じがしますが、実際に設置物を置いてみると中々良く見えます。お客様にも喜んでいただけたようなので、まずは良かったかなと思います。
お客様から、「手持ちのジオラマから車両やフィギュアを移植してほしい」とのご依頼をいただき制作しました。移植するのは、米軍戦車と撃破されたドイツ軍のハーフトラック、行軍中の米兵数体です。
配置としては、街道上を行軍する米軍に撃破車両を手前の斜面沿いに配置し、半水没状態とすることとしました。右手前の何もない部分には水の表現が入るわけです。
本来ならベースが完成した状態で作品を掲載したい所ですが、人様の作った車両を勝手にHPに掲載するわけにはいきません。車両と水が一体化するという表現の都合上、やむなく水面を造作する前の半完成状態で写真を掲載しました。
基本的な構図は、1つ前に掲載している「NORMANDY 1944」と同じで、失敗のない無難な構成です。何も載っていないとバランスが悪く見える場合もありますが、実際に車両などを設置すると、綺麗に見える様に高さや配置を調整してあります。
お客様から、手持ちのシャーマンとジープを載せられる飾り台が欲しいとのご注文をいただき、制作した作品です。ノルマンディー風の台座に、砂地の道路と水辺、ネームプレートを入れたいとのご要望でしたので、そのように制作しました。
道路と芝生だけでは淡泊なので、適度に草や樹木、木柵等を加えることで密度感を高めています。草木の緑に対しては、台座色はベージュが映えますね。
後で車両を設置したときにバランスがおかしくならない様、手元にあったシャーマンを置いたりしながら構成の微調整を実施。シャーマンは車高が高いので、設置後に背後の看板や樹木が隠れないよう、高さには特に気を付けました。高すぎず、低すぎずというのは結構難しいものです。
水面と道路、樹木の高低差による3段構成はオーソドックスではありますが、それ故に間違いのない綺麗な出来栄えです。
今作は、お客様から「手持ちの完成品キットをトーチカのジオラマに飾りたい」とのご注文をいただき制作した作品です。
普段、建造物は自作することが多いのですが、今回は石膏キットを使用するという指定がありましたので、トーチカは市販の石膏キットを使用しています。
手前に塹壕をレイアウトしたいとのご要望に従い、ベースを大きく切り欠き塹壕を設置。トーチカの高さが足りない足元部分や階段は、スチレンボードで増設しています。
トーチカが元々立体的であることに加え、鉄条網側の地面を傾斜させ塹壕部分をかなり掘り下げて作ることによって、高さ16㎝とは思えないほどの立体感が演出できました。
このページは本来、ベース単品の掲載ページなのですが、工程の都合上、対空機関砲だけ設置した状態で掲載しています。この後フィギュアが7体と、車両が偽装網の下におさまって完成です。
常連のお客様からのご依頼で制作した飾り台です。お持ちの完成品キットを飾りたいとの事でご注文いただきました。
ご本人の中で確固たるイメージが決まっているようで、金属製の門、門柱、街灯、マンホール、表札、ポスター、等々全てご希望通りに制作しています。
普段の作品と比べると平坦でシンプルなので、設置物の微妙な角度や配置を調整することで、少しでも良く見えるように努めました。その甲斐あって綺麗な作品に仕上がったと思います。
この後、先方から送られてきた完成品のハーフトラックが設置されるのですが、人様の作品をHPに載せるわけにもいきませんので、私の仕事としてはここまでです。
ミリタリーも格好いいですが、私としては、この作品には車が似合うと思うのですがいかがでしょうか。黒塗りのクラシックカーとか、真っ赤なスポーツカーとかね。
お客様から「手持ちのジオラマを綺麗な土台に移植してほしい」とのご要望をいただき、制作しました。元々の作品は、簡易台の上に線路、貨車、戦車が載っておりました。
元々の台はボロボロだったので、線路の部分だけ摘出しました。新しく作った台枠に線路を移植し、線路の横にはホームと階段を追加しています。また、密度感を出すために手前に樹木を設置しました。
貨車は大きくて平らなので、車両設置後にバランスがおかしくならないよう、ベース側で高さや密度を調整することに気を配りました。
大規模な移植や修繕、他人の塗装や作風に合わせての制作、あまり経験のない事柄ですので良い経験となりました。やってみると案外何でも出来るものです。
「手持ちの模型を綺麗な飾り台に乗せてほしい」 とのご注文をいただき、制作しました。元々は、砂漠風の簡易台上にタイガーとキューベルワーゲン、フィギュアが数体設置されておりました。
まずは車両を簡易台から取り外し、砂漠の情景台を新しく造作します。ヤシの木を2本設置し、依頼主の希望によりオアシスを追加しました。移植作品となるので、ネームプレートは付いていません。
構図自体はシンプルですが、他人の作品に合わせて地面を造作するという初めての作業に苦労しました。そのため、車両の色味と自作の地面がちぐはぐになってしまい、地面を何度か塗りなおしています。
台だけの写真を見ていると、立体感に乏しく淡泊な風合いに見えてしまいますが、車両やフィギュアを設置すると、程よい密度感が出て迫力のある作品に仕上がります。