「Sd.kfz.250/9 DEMAG」 縮尺1/35・縦21㎝・横26㎝・高さ22㎝ 2023.12.30
紅葉の水辺にてミーテイング中の車両とクルーの様子を制作しました。人気の紅葉シーンで小作品の情景化。
今期はもう1作「Sd.Kfz.182 TigerⅡ」で大型の紅葉作品を作りましたのでので、今作はそのコンパクト版です。
朱や黄の色鮮やかな雰囲気の植生に加え、水の面積を大きめに取り水面に浮かぶ落葉の表現に注力しました。
台座は見た目の雰囲気を決める重要な要素の一つなので、いつも最後まで悩む部分。
色は作品のイメージや風景に合わせて決めていますが、今回はダークブラウンにしました。紅葉や秋といった情景をダークブラウンの台座色が引き立てています。
小ぶりで纏まりもよく、高級感もあるので満足のいく仕上がりとなりました。
「TYPE94 TK」 縮尺1/35・縦19㎝・横28㎝・高さ21㎝ 2022.12.29
小型車両を用い、紅葉の水辺を再現した小作品を作りたかったので制作しました。
今期はもう1作「PANZERWERFER 42」で大型の紅葉作品を作っていますので、今作はそのコンパクト版です。
また、同じ旧軍車両として作った今期の「TYPE97 NEW TUURRET」の方は暑い南国のシーンですので、対比として本作は涼しげな秋で仕上げてみたということもあります。
作品としては、色鮮やかな紅葉の木々に、澄んだ小川には落葉を散りばめ、季節感を感じられるように注力して作りました。
車両が非常に小型(家の軽4と同じ位!)なので、全体のスケール感を損なわない様、車両近くにフィギュアや植生を固めて配置する事も欠かせません。
清涼感のある外観に加え見所も豊富。飾り映えが良好な小作品に仕上がったと思います。
「TYPE97 NEW TUURRET」 縮尺1/35・縦23㎝・横33㎝・高さ24㎝ 2022.12.28
例年ご好評をいただいている旧軍の上陸シーンの作品を、車両とフィギュアを変えて小アレンジにて今年も作りました。
今まで惜しくも入手できなかった皆様に少しでも拙作がお届けできればという思いですが、完全な一点物だと欲しい方全員にお譲りできないのが残念ですね。
作品は、南方のジャングルに青みがかった透明感のある水面。波が打ち寄せ泡立った様子がとても綺麗に仕上がっています。
ベースの地面部分に少し傾斜を付けることで躍動感を演出。
また、自作のヤシの木やシダ植物などを詰め込むことにより高低差や密度感も醸成しています。動線などでそれらの勢いを補完すべくも努めました。
定番の構成故に失敗は無くうまく纏まっており、飾り映えのする良作に仕上がりました。
「BATTLE OVER THE REICH③」 縮尺1/35・縦26㎝・横51㎝・高さ32㎝ 2022.01.22
拙作「BATTLE OVER THE REICH」をご注文いただいた客様から「隣に繋げて並べられる連続作品が欲しい」とのご依頼を頂戴し、制作した作品です。
以前にも連続作品として「BATTLE OVER THE REICH②」をお作りしたのですが、そちらは真横に並ぶ形でした。今回は、1作目と合わせてコーナー展示ができるようL字型に制作しました。
既製品を利用すると創作の自由度が下がる場合がありますので、色々な物を普段から自作するように努めています。今回の制作にあたっても、市販キット以外のトーチカや機材類などの部分では出来るだけ自作するよう努めました。
完成すると単品で飾る場合は長手方向が正面になりますし、連結して飾る場合は短手方向が正面に来ます。お客様と相談しながら作ったわけですが、中々面白い方法ですね。
人工物と植生の配置もバランスが良好で非常に纏まりが良く、単品としても連続作品としても飾り映えのする1作に仕上がりました。
写真は前作との連続した展示の風景です。
表面のトーチカや草地の綺麗なつながり、裏面の連続性等もよく分かっていただけるかと思います。高低差と立体感に富んだ迫力のある連結作品に仕上がりました。
1作目の掲載ページはこちら ⇒ 作品ページ⑤「BATTLE OVER THE REICH」
「BATTLE OVER THE REICH②」 縮尺1/35・縦26㎝・横36㎝・高さ35㎝ 2020.10.28
拙作「BATTLE OVER THE REICH」をご注文いただいた客様から「隣に繋げて並べられる連続作品が欲しい」とのご依頼を頂戴し、制作した作品です。
連続性がある事、レーダーを設置する事、管制室を設けること、前作よりも全高を高くすること、などの様々な条件提示があり、それらに則って制作を進めました。
並べて連続展示することが前提の依頼ではありましたが、自身としては単品での作品性も保持したいと考え、それらの両立を自己目標に設定。
レーダーの大きさや各種の条件を考慮すると、正面の立ち上がり部分が大きくならざるを得ず、構図取りには苦労しました。
とはいえ連結時の迫力は相当なもので、与えられた条件は上手くクリアできたのではないかと思っています。お客様にもご満足いただけたようなので、成功と言えるのではないでしょうか。
写真は前作との連続した展示の風景です。
表面のトーチカや草地の綺麗なつながり、裏面の連続性等もよく分かっていただけるかと思います。高低差と立体感に富んだ迫力のある連結作品に仕上がりました。
前作の掲載ページはこちら ⇒ 作品ページ⑤「BATTLE OVER THE REICH」